今日はトラックドライバーの大変なことを紹介していきます
意外と知られていないことも…??
休憩
これは誰でも共感できると思うのですが
休憩は以下の文章通りですね
使用者は、原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません。 使用者は、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけません。 使用者は、少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければなりません。
これは働いているならトラックドライバーに限らず同じですね
ここにトラックドライバーはさらに決まりがあります
そう…通称430って言われているものです
連続して運転できる時間は、4時間が限度です。
4時間経過したら運転を中断して30分以上の休憩等(非運転時間)を確保しなければなりません。
(全日本トラック協会|トラック事業者のための労働法のポイント)
難しい文章ですね
簡単に言うと
4時間運転したのちに30分間の運転離脱
もしくは
4時間30分以内に30分の運転離脱
これをやらないといけないんですね。
運転離脱とは運転していなければいいので
休憩でもいいし
荷積み・荷下ろしでもいいのです
とにかく運転していなければ大丈夫です
休息
これがまた厄介でこういう決まりがあります
休息時間とは1日の拘束時間(労働)が終わり、次の労働が始まるまでの時間のことをいいます。
休息時間は1日8時間以上と決められており、これよりも短い場合には労働基準法に違反していることになります。
さらに、その8時間とは継続したものでなければなりません。
例えば、合計で9時間の休息時間があったとしても、その間に30分でも労働を挟むことはできないと考えなければなりません。
(ドライバーマガジンより)
これは単純に23時に退勤したら翌7時まで出勤できないことになります
中長距離で走っていても8時間あけなければいけません
今、それが世の中で問題になっています
パーキングエリアで6時間以上停まっているトラックで占拠されている
それはそうですよ
8時間停まらないといけないんですから
なにを言っているんだって感じです
サービスエリアやパーキングエリアで停まるところを探すのも大変です
特に24時間やっているコンビニがあったり
物流センターが多くあるインターチェンジ手前などは
人気なのでなかなか停められません
なのでよく進入レーンや合流レーンに路駐する場合も出てきてしまうのです
みんな分かっているんです
やってはいけないのは
でも停められないのです
これが本当に苦労します…
渋滞
本当に勘弁していただきたい…
誰も悪気がないことくらい分かっています
事故を起こしたくて起こしているわけでないことも
ただ本当にすべての予定が狂うのは
渋滞
事故や工事、はたまた自然や交通集中
集中工事は日程が出ているので
それに合わせた運行計画をたてます
どうにもならなかったら計画を変更せざるを得ないんですけどね
渋滞中は特にやることもなく
ぼーっとしてるだけですね
天気
誰に何の文句を言ってもどうにもならないナンバーワン!!
それが天気です
雨ならば多少運転を気を付けたり
作業中に濡れたりするくらいなのです作業中に濡れたりするくらいなのです
特に困るのは
台風と雪です
台風は本当にトラック倒れます
血眼になりながら運転しています
雪は…
過去の話なのですが
関東地方が大雪で
都市交通網が麻痺している中
僕はカチコチのレインボーブリッジを渡り
4号線から中央道を抜けていき
兵庫県に行きました
荷下ろし先の人から言われたのは
お兄ちゃん!!すごいね!!関東からの荷物が届いたのはお兄ちゃんだけだよ!!
必死に走りましたからね
いやぁ!嬉しかったですね!
返した言葉は…
『プロですから!!』
それくらい必死になって走ってます
まとめ
他にもバラ積みが大変とか見るからに大変なことは省きました
意外と世の中の人には知られていないことをまとめてみました
常に時間に追われ時間に管理されている仕事なんです
それをわかっていただきたいです
それでも台風でも大雪でも荷物を待っている人がいたら届けるのが
仕事なんです。プライドなんです。
小言にはなりますが
ちょっと遅いだけであおるのも勘弁してください
知らない土地を走っているトラックには道を譲ってください
底辺の仕事かもしれません
それでもたいていのトラックドライバーはプライドで運転しています
ちょっとでいいので
優しくしてください
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